CASE04.角田 悠奈(かどた はるな)さん
出産や介護離職を通して、働き方を模索する中で在宅ワークに出会った角田さん。子育てをしながらどのように働いているのかを伺いました。現在2児の母、小松島市在住。
公開 2024年3月27日
自分のスキルを活かせる仕事にも挑戦中
どのような働き方をしている?
2つの仕事を兼業しています。1つめはパートで勤務している事務の仕事です。2つめは、在宅ワーカー(自営型)として、「クラウドソーシングサイト」などを活用し、自分のスキルを活かせる仕事に挑戦しています。具体的にはWEBライティングや文字起こしなど、書く業務を中心にチャレンジしています。
一歩を踏み出したことがきっかけ
この働き方を選んだきっかけは?
2022年秋に行われた「こまはたセミナー(※)」に参加したことがきっかけです。
当時仕事を模索している状態だったので、ちょうど良いタイミングだと思いました。それまではパソコンでの業務をあまり経験したことがなかったのですが、そんな自分でも在宅で働くことができるのか知りたい、それとパソコンにもっと詳しくなりたいと思い、セミナーに申し込みをしました。その後、在宅ワークに関する他のセミナーにも複数参加しました。
クラウドソーシングサイトは、こまはたセミナーを通じて知り実践しました。在宅ワークもパートでの仕事もパソコンを使った業務が中心で、セミナーで初めて知ったツールなどを活用しています。
※こまはたセミナー
在宅ワークを始めたい方向けにこまつしま働き方支援センター(こまはた)が開催している連続セミナーです。
在宅ワークを始めてみて感じたこと
角田さんが思う、在宅ワークのメリットとデメリットは?
メリットは、お仕事を通して、自分の知らないことを知れたりクライアントから直接評価をもらえたりすることです。育児や家事などのプライベートの都合に合わせて、働く時間を調整できることも気に入っています。
デメリットではないですが、在宅ワークをするうえで注意することはあります。「在宅ワークは、誰でもすきま時間に稼げる簡単な仕事」というイメージもありますが、どんな仕事でもそうですが、手間や労力はかかりますし、人によって合う・合わないはあるかな、とは思っています。在宅ワーカー(自営型)は個人事業主になるので、仕事のスケジュール管理やクライアントとのやり取り、トラブル対処など、すべて対応しなければなりません。
在宅ワークであっても、他の仕事と同じように責任を持って仕事に取り組む必要があると思います。
自分が得意なことで報酬をもらえた
在宅ワークを続けている原動力は?
自分が得意な「書くこと」でお金をもらえてすごく嬉しかった、それが今では原動力になっています。自分が書いたものを他の人に見てもらいたいという気持ちもうまれました。
ライティングで必要な下調べをする作業も、知らない世界を知れて楽しいです。
WEBサイトに私が書いた記事が掲載されたことで、在宅ワークに懐疑的だった夫の理解が深まったことも励みになっています。
これからの在宅ワークについて思っていること
第二子出産(2023年冬)を経て、今後チャレンジしたいことは?
下の子が1歳になるまで、パートも在宅ワークの仕事もどちらもお休みをいただいています。
休み明けの話になるのですが、在宅ワークの仕事はもう少し作業効率をあげたいと思っています。今はまだ始めたばかりということもあり、題材の検討や取材準備、クライアントからの原稿修正の対応など、それぞれに時間がかかっているように感じています。クライアントのニーズに合ったライティングを、よりスムーズにできるようになりたいです。他には、ライティング以外の業務にもチャレンジしてみたいと思っています。