CASE01.森吉 美香(もりよし みか)さん
2019年に夫と幼い子ども2人と県外から小松島市へ移住、その後コロナ禍となり、当時は育児に自信が持てなかったという森吉さん。そんな経験をバネに、自分が欲しかったサービスを形にされた経緯や思いなどについてお話を伺いました。現在2児の母、小松島市在住。
公開 2024年3月6日
個人で展開する子育て世帯向けサービス
どのような働き方をしている?
個人事業主として、2022年からベビママステーション「Chokonto(ちょこんと)」を立ち上げています。子育てに「笑いを」をテーマに、小松島市を中心に託児サービスやベビトレヨガレッスンなどのサービスを展開しています。
コロナ禍を機に、自分のしたいことを見直した
この働き方を選んだきっかけは?
コロナ禍で、自分の明日について考えるようになりました。それから本当にやりたいことは何か、自問自答していったことがきっかけです。昔から、自分で事業やお店をしている人に憧れはあったんです。
県外から小松島市へ引っ越しきてすぐにコロナ禍になったこともあって、当時私自身は子育てを前向きにできませんでした。同じような境遇な人は多いのではないか、子育てがもっと楽しい時間になってほしいと思い、子育て世帯向けのサービスを始めることにしました。
それまで続けていた別の仕事をしながら、ベビトレインストラクターや保育士の資格を取得することからチャレンジしていきました。
都会とは違う、小松島のここがすごい
小松島市との関わり、良いところは?
子育て世帯向けのサービスを行っていくなかで、お客さんの要望で、ママ自身のことをお話してもらうママのおしゃべり会や、市長へ意見や思いを聞いてもらう会などを開催しました。市長へのお話会では、お願いしたらすぐに市長が会に来てくださって驚きました。都会とは違って、人がつながっていくスピードが早いなと思っています。
頼まれごとは試されごと
この働き方をしていてよかった点は?
お客さんの声を直接聞けたり、応援してもらったりすることを感じることがうれしいです。
通った起業塾で「頼まれごとは試されごと」という言葉を教えていただきました。それからは、頼まれごとにはなるべく応えるようにしています。そうしていたらいつの間にか、起業塾をしている団体の理事をしたり、ミカーズブートキャンプという短期集中エクササイズ教室を開催したりと、自分一人では想像できなかった機会をいただいています。
新しくやってみたいこんなこと
今後の目標は?
いま1つの美容室と提携している託児サービスについて、別の美容室でも提携したいと考えています。他にも、ママさんサークルみたいなものもやってみたいです。サークルでは、スポーツやゲームなどジャンルを変えて、ゆくゆくはパパにも集まってもらえる機会をつくれたらなと思っています。