
CASE09.坂口 明(さかぐち あきら)さん
建築物の構造計算を専門とする自営業者として長年活躍している坂口さん。最近は自営業に加えて新たな仕事やボランティア活動にも挑戦されています。新たな取り組みを始めたきっかけや、これからチャレンジしたいことなどを伺いました。現在、小松島市在住、ご実家がある那賀町と2拠点で生活中。
公開 2025年3月28日
下宿生活先での出会いがきっかけになった大学進学

現在の仕事をするようになったきっかけは?
私は自営業で建築物の構造計算の仕事をしています。元々、父が大工だったことから影響を受け、建築に興味を持ちました。高校時代は自宅が遠方だったため下宿生活を送りましたが、そこで出会った同級生たちの幅広い知識や話題の豊富さに衝撃を受け、「もっと学ばなければ」と強く感じました。通っていた高校では進学する生徒が少なかったのですが、より専門的に学ぶために工業大学へ進学し、卒業後は建築設計の仕事に就きました。
その後45年間建築物の構造計算の仕事を続けています。印象深い経験としては、青年海外協力隊でサモアに約2年赴任したことが挙げられます。通訳の仕事に興味があった妻が参加を希望したことがきっかけで、私も興味を持ち、建物の設計の募集を見つけて参加しました。
子どもたちと向き合うもう一つの仕事
他にどのような仕事をされている?
他には、小松島市内の自宅で妻と共に塾を運営しており、国語、数学、理科、社会、英語を教えています。
塾の仕事は27年前に妻が開講し、私は7年前から携わるようになりました。塾では勉強を教えるだけでなく、生徒の相談に乗ることもあります。中には、親や学校の先生には話せないことを打ち明けてくれる生徒もおり、一人ひとりに寄り添いながら話を聞くことを大切にしています。勉強だけでなく、心の面でも成長をサポートできることに、塾を続ける意義を感じています。昨年には私の実家がある那賀町でも新たに塾を開講しました。
行動力のある妻からの影響を受けて

こまはたセミナーを受講した感想、きっかけは?
セミナー受講のきっかけは、仕事に余裕ができたタイミングで、行動力のある妻に勧められたことでした。彼女は前年に受講しており、その経験を聞くうちに私も興味を持つようになりました。セミナーでは、対面で丁寧に教えてもらい、分からないことがあれば積極的に質問しました。クラウド型のツール(※1)は、慣れるために活用するようにしており、メールのやり取りも新しいツールに完全移行しました。
セミナーをきっかけにWebライティングの業務委託の仕事も始め、現在は他の仕事と並行して取り組んでいます。
(※1)クラウド型のツール
文書作成、データ整理、メールの送受信などをインターネット上で行えるサービス。どこからでもアクセスでき、初心者にも扱いやすいのが特徴。
地域との新たなつながり
今後どんな活動に取り組んでいきたいか
今後予定している活動は、那賀町のおもちゃ美術館で学芸員ボランティアに参加する予定です。この学芸員ボランティアは自由参加なので、自分の都合に合わせて活動できるのが魅力です。
設計の仕事を続けながら、塾の仕事や昔から好きなものづくりにも力を入れていきたいと考えています。例えば、趣味でしている自然農法で育てた作物を友人に届けたり、流木を活用した家具やおもちゃづくりに挑戦したりしたいなと思っています。
挑戦したいこと、やりたいことがたくさん
将来の展望は?
将来的には車中泊をしながら全国を巡り、12ヶ所あるおもちゃ美術館を訪れたり、社会の教科書に載っているものを実際に自分の目で見たいと思っています。ただ腰痛持ちのため、長時間の移動をするには工夫が必要なのですが(笑)。それでも、「やってみたい!」という気持ちがあるからこそ、どうすれば実現できるかを考えながら、挑戦していきたいと思っています。