CASE06.林 佳澄（はやし よしずみ）さん
リスキリング（※）を通じて、小松島市に住みながら県外の会社に勤務することになった林さん。どのように就職が決まったのか、どんなふうに働いているのかを伺いました。
現在、セブンセンスマーケティング株式会社勤務。
※リスキリング：新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと（小松島市リスキリング事業HPより抜粋）
公開 2024年9月11日
小松島市で出会えた、新たな選択肢
リスキリングを受講する前はどんなことをしていましたか？リスキリングを始めたきっかけは？
大学中退後、小松島市内の実家に戻り、週1程度のペースでフリーランスのプログラマーとして活動していました。プログラミングは学校で履修し基礎があったので、そこから自分の好きなものをプログラミングしたりしながら、極めていきました。2023年に母から小松島市主催のリスキリング事業への参加を勧められました。最初のセミナーに参加した際、リスキリングをして最終的には就職にもつながるという説明を受けてすごいなと感じ、それ以降のプログラムも参加することを決めました。
リスキリングは自分のこれからの人生を考える期間
リスキリングをしてみてどうでしたか？
リスキリング期間中は自分の人生を考えるとても良い期間になりました。特に面談と職務体験の2つがターニングポイントになったと感じています。
リスキリングを始めたばかりの頃は、今学んでいる事がどういった未来に繋がるのか分からず不安にもなりました。ですが事業スタッフの方との面談のおかげで、自分がやりたい事を明確にイメージ出来るようになりました。
また面談後の職務体験では、プログラミング系の会社を希望しました。僕がどういった事で社会に貢献出来るのかなと思った時にプログラミングしかないと思ったからです。3社ほどご紹介いただき、その内の1つであるセブンセンスマーケティング株式会社にリモートで職務体験をしました。職務体験を通して初めて具体的に将来のビジョンが見え、それまでの不安が払拭されました。
自分や家族のペースで仕事が出来る
現在はどんなお仕事をしてますか？またどのような働き方をされていますか？
職務体験後、2024年4月に入社しました。現在はソフトウェアやサーバー関発のお仕事をしています。例えば、windowsしか対応していなかったソフトをMacでも使えるようにプログラムしたりしました。
入社した時からずっと自宅でテレワーク勤務をしています。テレワークで良かったことは、自分のペースで仕事ができることや通勤時間がないことです。また家族の用事にも合わせて、臨機応変に対応出来ることも良い点です。
会社のスタッフと直接顔を合わせたのは1回のみですが、代表取締役が社員に対して信頼感を持って接してくれているので、安心して業務に取り組める環境が整っています。現状とても満足して働けているので、今の会社でこれからも頑張りたいと思っています。
リスキリングを通じて、全国の仕事と繋がる機会がある
小松島市の良いところは？
人が混みあわないところや、物価・家賃が安いのが良いと思います。不自由なく住みやすい場所だと思います。あとは、リスキリングを事業としている事じゃないでしょうか。幅広い年代の方がリスキリングを受け、小松島市に住みながら全国のお仕事に繋がれる良い機会だと思います。
挑戦したからこそ得たものがある
今後の目標はありますか？
私自身も、リスキリングを受講するという挑戦をしたからこそ、様々な経験をすることが出来ました。その体験をもとに今後もいろいろな事に積極的に挑戦し続ける姿勢を大切にしていきたいです。
現在チャレンジしてみたい事の1つがイベントの企画立案です。参加者を集める為にはどの様なプランニングが重要なのか関心があるので、その分野に関して学んでみたいです。
リスキリングで自分らしい働き方を見つけたい方に向けたメッセージ
